駐車場内をバックで暴走のクルマ、歩いていた女性をはねる

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21日午後6時40分ごろ、長崎県対馬市内にあるスーパーマーケットの敷地内駐車場で軽乗用車が暴走。クルマの後方を歩いていた女性が建物との間に挟まれる事故が起きた。女性は死亡。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。

長崎県警・対馬北署によると、現場は対馬市上対馬町付近にあるスーパーマーケットの敷地内駐車場。軽乗用車は駐車スペースからバックで発進。クルマの後方を歩いていた54歳の女性をそのままはねた。

女性はクルマと店舗建物との間に挟まれて腹部などを強打。近くの病院へ収容されたが、骨盤骨折に伴う出血性ショックなどが原因でまもなく死亡した。クルマを運転していた92歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

聴取に対して男性は「前に進もうとしたが、突然バックした」などと供述しており、警察では運転操作の誤りが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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