信号待ちトラックに突っ込んだクルマの運転者、疾病原因で死亡か

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19日午前8時30分ごろ、石川県加賀市内の国道364号を走行していた軽乗用車が赤信号を無視して交差点へ進入。対向車線側で信号待ちをしていた中型トラックに衝突する事故が起きた。運転者の高齢男性は死亡したが、疾病原因とみられる。

石川県警・大聖寺署によると、現場は加賀市黒瀬町付近で片側1車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。軽乗用車は赤信号を無視して交差点へ進入するとともに、対向車線側で信号待ちのために停車していた中型トラックと衝突。車線を塞ぐ状態で停止したところ、交差道路から右折してきた別の軽乗用車が衝突するなど、車両3台が関係する多重衝突に発展した。

この事故でトラックと衝突した軽乗用車が中破。運転していた同市内に在住する82歳の男性は意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡。別の軽乗用車を運転していた68歳の女性が打撲などの軽傷を負った。トラックの運転者にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

死亡した男性には目立つ外傷が見当たらず、警察では運転中に疾病原因で意識を失い、事故に至った可能性が高いとみて死因の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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