パトカー追跡のクルマ、片側交互通行区間でトラックと正面衝突

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21日午後11時55分ごろ、群馬県伊勢崎市内の県道で、パトカーに追跡されていた乗用車が対向してきた中型トラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で乗用車の運転者が死亡している。

群馬県警・伊勢崎署によると、同市内をパトカーでパトロールしていた署員がセンターラインをまたいで走行する不審な乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

署員はただちに追跡を開始。クルマは伊勢崎市茂呂町付近の県道で前走車に追突するもさらに逃走。道路工事で片側1車線の通行が規制され、交互通行となっていた区間へ強引に進入し、対向してきた中型トラックと正面衝突する事故を起こした。

この事故で乗用車を運転していた同市内に在住する29歳の男性が全身強打でまもなく死亡。トラックを運転していたみどり市内に在住する58歳の男性も打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

警察では乗用車側に安全確認の怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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