自転車の高齢女性がひき逃げで死亡、現場に戻った運転者を逮捕

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12日午後3時55分ごろ、千葉県柏市内の国道16号を走行していた自転車に対し、大型トレーラーが衝突する事故が起きた。この事故で自転車に乗っていた高齢女性が死亡。トレーラーは一時逃走したが、警察は後に現場へ戻ってきた運転者を逮捕している。

千葉県警・柏署によると、現場は柏市藤ケ谷新田付近で片側2車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。80歳代とみられる女性は自転車に乗って走行していたところ、大型トレーラーにはねられたものとみられる。

女性は現場で死亡を確認。トレーラーはそのまま走り去ったが、事故から約15分後に船橋市内に在住する53歳の男が戻ってきたため、この男から事情を聞いていたが、関与が認められたことから13日に自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は昼夜を通して交通量の多い区間。聴取に対して男は「自分が事故を起こしたのかもしれない」などと供述しているが、ひき逃げについては否認しているようだ。警察では死亡した女性の身元特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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