右側走行の自転車に衝突、運転者は車両と同乗者を放置して逃走

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8日午後7時40分ごろ、徳島県徳島市内の国道192号を走行していた軽乗用車が対向車線側へ逸脱。道路右側の路肩を走行していた自転車に衝突する事故が起きた。自転車の女性が死亡。運転者は車両と同乗者を放置して逃走している。

徳島県警・徳島西署によると、現場は徳島市国府町府中付近で片側1車線の直線区間。軽乗用車は斜行するようにして対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の路肩を走行していた自転車に衝突し、これを押し出しながら金属製フェンスに突っ込んだ。

この事故で自転車に乗っていた50歳の女性が頭部などを強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。また、軽乗用車に乗っていた男女2人が打撲などの軽傷を負ったが、事故当時に運転していたとみられる男性は車両と同乗者を放置して逃走したとみられ、警察は死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。

警察では負傷した同乗者から事情を聞き、運転者の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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