道路中央に垂れ流された薬剤でスリップ、6件の事故で4人が負傷…シャンプーの原材料

7日午前7時30分ごろ、国道8号上り線の福井県敦賀市から南越前町までの約 19km区間で、路上に白いゼリー状の薬剤が付着。これを踏んだクルマがスリップして衝突するなど6件の事故が発生した。薬剤はシャンプーの原材料で、走行していたタンクローリーから流出したとみられる。

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7日午前7時30分ごろ、国道8号上り線の福井県敦賀市から南越前町までの約 19km区間で、路上に白いゼリー状の薬剤が付着。これを踏んだクルマがスリップして衝突するなど6件の事故が発生した。薬剤はシャンプーの原材料で、走行していたタンクローリーから流出したとみられる。

福井県警・敦賀署や越前署などによると、白いゼリー状の薬剤が付着していたのは、敦賀市赤崎付近から南越前町具谷付近までの約19km区間。道路中央部に幅約1mの帯状となって付着しており、これを踏んだクルマがスリップして対向車と衝突するなど、6件(8台)が関係する事故が発生。あわせて4人が軽傷を負った。

道路を管理する国土交通省・福井河川国道事務所と警察が監視カメラや防犯カメラ映像の分析を進めたところ、1台の大型トラック(タンクローリー車)が薬剤を垂れ流す状態で走行していたことが判明。成分の分析から付着していた薬剤がシャンプーの原材料であることもわかった。

また、この薬剤は清掃のみでは完全に除去することができず、路面を削るなどの措置が必要となったことから、一部区間で最大約18時間の通行止めが発生している。警察ではタンクのバルブを緩ませたまま走行するなど、積荷の積載方法に問題があったものとみて、運転者から道路交通法違反容疑で事情を聞く方針だ。
《石田真一》

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