モービルアイ、貸切バス向け車体表示用ステッカーの交付を開始

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ジャパン・トゥエンティワン(J21)は、ドライバーに事故の危険性を知らせる、後付け衝突防止補助システム「モービルアイ」が「貸切バスのASV技術搭載状況に関する車体表示ガイドライン」における「車線逸脱警報装置」に適合することをふまえ、同製品搭載の貸切バス事業者に対して車体表示用ステッカーを交付すると発表した。

国土交通省は2016年1月の軽井沢スキーバス事故を受けて、安全対策強化の一環として同年12月に「貸切バスのASV技術搭載状況に関する車体表示ガイドライン」を通達した。ASV技術の搭載状況を車体に表示することで安全情報の「見える化」を図り、利用者自らが乗車するバスに搭載された先進安全技術を把握できるようにする。ASV技術のうち「衝突被害軽減ブレーキ」「車線逸脱警報装置」「ドライバー異常時対応システム」がガイドラインの対象となる。

モービルアイは、先進運転支援システム(ADAS)の後付製品としては世界で初めて、自動車の国際安全基準であるUN-ECE協定規則130号「車線逸脱警報装置」の認証試験をクリアした。同基準は国内の道路運送車両の保安基準と同一。モービルアイ製品を導入することで「特定ASV技術」搭載の貸切バスとして車体表示できる。

ガイドラインは2017年10月1日より全ての貸切バスに適用されるもので、これを受けてJ21では車体表示用ステッカーの交付を開始し、申請事業者に対して搭載車両および装置の稼動状況の確認を行う。

《纐纈敏也@DAYS》

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