日本信号、台湾南部の鉄道電化工事を受注

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南迴線の金崙駅(2008年10月)。非電化のため架線がない。
  • 南迴線の金崙駅(2008年10月)。非電化のため架線がない。
  • 台東駅で発車を待つ南迴線の列車(2008年10月)。同線ではディーゼル機関車や気動車が使われている。
日本信号は5月25日、台湾の交通部鉄路改建工程局から全長約120kmに及ぶ鉄道路線の電化工事を受注したと発表した。この工事が完成すると、台湾を一周する鉄道の電化が完了する。

日本信号の発表によると、受注したのは南迴線・屏東線の台東市から屏東県潮州鎮までの区間。変電・電車線・信号などの各システムを含む機電システムを、台湾の士林電機と共同で受注した。日本信号は信号システムを担当。12駅の電子連動装置や、列車検知装置・中間閉塞装置・踏切設備・電気転てつ機などを納入・施工する。

南迴線は台東~知本~枋寮間の98.2km、屏東線は枋寮~潮州~高雄間の61.3kmを結ぶ鉄道路線。いずれも台湾鉄路管理局が運営しており、南迴線の台東~知本間11.6kmと屏東線の潮州~高雄間36.1kmは既に電化されている。

両線の電化が完成すると、台湾を一周する鉄道路線の電化が完了することになる。日本信号は「電車特急の直通運転等により当該区間の所要時間は、大幅な短縮が実現します」としている。台北~台東間の所要時間は、東回り(宜蘭・花蓮経由)と西回り(台湾高速鉄道経由)のどちらのルートでも、約3時間半以内になるという。
《草町義和》

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