ドイツの高級車メーカー、BMWグループは5月4日、2017年第1四半期(1~3月)の世界新車販売の結果を明らかにした。BMW、MINI、ロールスロイスの3ブランドの総販売台数は、過去最高の58万7237台。前年同期比は5.3%増だった。
ブランド別では、BMWが前年同期比5.2%増の50万3445台。MINIは6.1%増の8万3059台。ロールスロイスは33%増の733台。
グループ全体の第1四半期の市場別実績は、中国を含めたアジア全体が、前年同期比9.2%増の20万0140台と、初の20万台超え。北米は、前年同期比2%増の10万2238台だった。欧州は26万7996台を売り上げ、前年同期比は4.2%増と、回復傾向が続く。
第1四半期のBMWブランド実績では、セダン系では新型『7シリーズ』が約1万6000台。前年同期比は50.2%増と、大幅増。SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)では、『X1』が前年同期比29.5%増の6万6063台。『X5』は17.7%増の4万5892台、『X3』は7.8%増の4万1742台を売り上げた。
BMWグループの2016年世界新車販売は、6年連続で前年実績を上回り、過去最高の236万7603台。前年比は5.3%増だった。