インド乗用車市場でトップシェアを握るスズキの現地法人、マルチスズキは4月27日、2016年度通期の決算を公表した。
同社の発表によると、売上高は6690億9400万ルピー(約1兆1645億円)。前年度の5635億0400万ルピーに対して、18.5%増と2桁の伸び。
また、2016年度通期の純利益は、733億7700万ルピー(約1275億円)。前年度に対して、36.8%の大幅増益を達成している。
マルチスズキの2016年度の新車販売(輸出を含む)は、過去最高の156万8603台。前年比は9.8%増と、3年連続で前年実績を上回った。
マルチスズキは、「コスト削減や販売価格の値上げなどが、収益性向上につながった」と説明している。