死亡ひき逃げで逮捕の男、「気が動転して事故の申告ができず」と供述

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3月下旬に神奈川県湯河原町内の国道135号で発生した死亡ひき逃げ事件について、神奈川県警は16日、山梨県富士河口湖町内に在住する51歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

神奈川県警・小田原署によると、問題の事故は2017年3月26日の午後7時ごろ発生している。湯河原町吉浜付近の国道135号(片側2車線の直線区間)で、徒歩で道路を横断していた88歳の女性に対し、交差進行してきた軽ワゴン車が衝突。女性は死亡したが、クルマはそのまま現場から逃走した。

警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。現場で採取した破片や目撃情報から車種の特定を進めるとともに、現場周辺に設置された防犯カメラ映像も分析。この結果、山梨県内に在住する51歳の男が関わったものとして関係先を捜索した結果、千葉県内で発見。ひき逃げ容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「何かに当たったような認識はあったが、気が動転していて事故の申告ができなかった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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