【SUPER GT 岡山テスト】2日目もレクサスLC500勢が上位…平川&キャシディは連日の一番時計

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#37 レクサスLC500(GT500クラス)
  • #37 レクサスLC500(GT500クラス)
  • #38 レクサスLC500(GT500クラス)
  • #17 ホンダNSX-GT(GT500クラス)
  • #8 ホンダNSX-GT(GT500クラス)
  • #12 日産GT-R(GT500クラス)
  • #46 日産GT-R(GT500クラス)
  • GT500クラスは2日目もレクサス勢の好調が感じられる結果に。
  • レーススタートやセーフティカー導入等のシミュレーションも実施された。
岡山国際サーキットでのSUPER GT公式合同テストは19日に2日目(最終日)を迎えた。レクサス、日産、ホンダが新規定ニューマシンで覇権を争うGT500クラスは、初日に続いてレクサス勢がタイムシート上位を賑わす結果となっている。

初日に続いてのドライコンディションとなり、開幕地でもある岡山での2日間は、テストメニューを進めたい多くの陣営にとって有意義なものとなったことだろう。そしてそのなかで目立ったのが、GT500クラスにおけるレクサスLC500勢の好調ぶりである。

レクサス勢は初日(午前午後総合)の1-2-3タイムに続き、2日目も1-2タイム。2日間・計4回のセッションは、いずれもレクサスが首位だった。しかも初日午前と2日目午後の2セッションに関しては、6台でトップ6を独占している。トラブルやコースアウトもあり、またあくまでテストなので「ベストタイム順位から見て」という但し書きこそ付くが、好仕上がりと思える状況のレクサス勢だ。

2日目も総合トップタイムは#37 KeePer TOM'S LC500(平川亮&N.キャシディ/タイヤはブリヂストン=BS)で、午前に記録した1分18秒395がこの日の一番時計となった(テスト期間最速タイムは前日に記録した1分18秒149)。2日目の総合2番手タイムは、午後にセッション最速となる1分18秒423をマークした#38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路&石浦宏明/BS)。

#37 LC500は初日が平川、2日目がキャシディというかたちで連日のトップタイム。キャシディは「2日続けて僕たちがトップタイムを獲ることができて本当にハッピーだ。今年から新車になったけど、クルマが大きく進化しているから、ドライブしていてもとてもポジティブな気分でいられる」とコメント。さらに前日の平川同様、「ドライコンディションで2日間たっぷり走ることができ、内容のある良いテストになった」と、中身の充実ぶりを語っている。

2日目の総合3-4位はホンダ勢。3位が1分18秒511の#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大&小暮卓史/BS)で、#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀&小林崇志/BS)が4位に続いた。これも一概にはいえないが、ホンダ勢にはここ数年の大不振からは抜け出せそうな雰囲気も感じられる。

そして5~7位と9位にレクサス、8位にホンダがいて、日産勢は10~13位に4台が並ぶ結果に。最上位の10位は1分19秒104の#12 カルソニック IMPUL GT-R(安田裕信&J.マーデンボロー/BS)。日産勢は前日も9位が最上位という状況だった。昨季こそ王座は逃したが、近年は安定的に強かった日産だけに、新規定年の出足が鈍く見えるのは気になるところ。

日産最上位車のトップからの遅れは両日ともコンマ5~7秒だが、1周が短い岡山でこれを大きいと見るか小さいと見るかは微妙な線か(ラップタイム差1パーセント弱)。もちろん、なんらかの思惑あってのテストメニューだった可能性もあり、ある意味では岡山テストでの日産勢の順位低迷が、開幕に向けてミステリアスな要素となってシリーズの話題を増すことにもなりそうだ。

なお、タイヤ戦争の側面から見た場合、ブリヂストンが初日トップ7を形成し、2日目もトップ6独占を含めてトップ10中に全9台を送り込み、ヨコハマ、ミシュラン、ダンロップに先行する順位状況となっている。

GT300クラスは初日に総合2位タイムだった前年チャンピオン陣営、#25 VivaC 86 MC(松井孝允&山下健太&土屋武士/ヨコハマ=YH)が2日目はトップタイム。午前に1分25秒529という、2日間通算でのGT300最速時計をマークした。2日目の2位は#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人&山内英輝/ダンロップ=DL)、3位には初日トップだった#3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹&高星明誠/YH)がつけている。

SUPER GTの次回公式テストは、25~26日の富士スピードウェイ。そのあと、いよいよ4月8~9日の岡山戦で2017年シーズンの幕が開くことになる。
《遠藤俊幸》

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