路外に逸脱して約10m下の川に転落、ワゴン車の7人が死傷

自動車 社会 社会

11日午後1時40分ごろ、福岡県うきは市内の市道を走行していたワゴン車が路外に逸脱。約10m下の川へ転落する事故が起きた。この事故で同乗していた1人が死亡。運転者を含む6人が重軽傷を負っている。

福岡県警・うきは署によると、現場はうきは市浮羽町田篭付近で車線区別のない幅員約3mの緩やかなカーブ。ワゴン車は道路右側の岩に接触。弾みで道路左側の路外に逸脱し、そのまま約10m下の川へ転落した。

クルマは転覆中破。後部座席に同乗していた82歳の女性が頭部強打でまもなく死亡。90歳代とみられる女性が頭部強打の重傷を負った。運転者を含む5人が打撲などの軽傷を負ったが、警察は運転していた福岡市東区内に在住する87歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死傷)容疑で事情を聞いている。

現場にガードレールは設置されていなかった。警察ではハンドル操作に誤りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース