フランスの自動車大手、PSAグループは2月下旬、MAIF社と共同で米国市場におけるカーシェアリング事業に参入すると発表した。
今回の発表は、PSAグループの中期戦略的経営計画、「Push to pass」の一環。PSAグループは過去に米国市場において、プジョーおよびシトロエン車を販売していたが、販売不振から撤退。カーシェアリング事業の参入により、米国市場への復帰に向けた足掛かりとする。
カーシェアリングサービスは、まずは米国ロサンゼルスとサンフランシスコで実施する予定。
PSAグループのモビリティサービス担当、グレゴール・オリバー代表は、「PSAグループはモビリティサービスによって、米国市場に参入していく」と述べている。