アイシン精機は2月2日、2016年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は2兆6051億円(前年同期比+8.2%)、営業利益は1622億円(+16.7%)、税引前利益は1729億円(+17.9%)、四半期純利益は946億円(+29.4%)だった。
AT販売が全世界的に好調だったことや、サンルーフ等ボディ部品が中国向けを中心に販売が伸びたこと、シロキ工業を子会社化したことで売上は増加。収益も熊本震災の影響や為替差損など減益要因があるものの、増収効果やシロキ工業株式交換差益により、増益となった。
連結業績見通しについては、年間を通じてAT販売が好調であることや、前提レートが10月公表時よりも円安に推移することを織り込み、上方修正。 売上高は3兆5300億円(前回予想比+1000億円)、営業利益2050億円(+150億円)、税引前利益2090億円(+190億円)、当期利益1070億円(+90億円)とした。