単独事故を起こしていたクルマに後続車が衝突、車外の運転者が重体

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24日午前8時40分ごろ、滋賀県甲賀市内の国道307号で、単独事故を起こして立ち往生していた軽乗用車に対し、後ろから進行してきた乗用車が衝突。車外に出ていた軽乗用車の運転者が押し出されたクルマにはねられて意識不明の重体となっている。

滋賀県警・甲賀署によると、現場は甲賀市信楽町西付近で片側1車線。軽乗用車は凍結路面でスピンして、道路を塞ぐように横向きで立ち往生していたところ、進行してきた乗用車が止まりきれずに衝突。軽乗用車は押し出され、前方にいた男性2人がはねられる状態となった。

この事故で軽乗用車を運転していた20歳の男性が頭部強打で意識不明の重体。近くにいた62歳の男性も打撲などの軽傷を負った。乗用車の運転者にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

重体となった軽乗用車の運転者は、車外に出て被害状況の確認をしていたものとみられる。事故当時、現場付近の路面は凍結して非常に滑りやすい状態となっており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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