三菱米国販売1.8%増…ミラージュ は32%増 11月

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三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは12月上旬、11月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、11月としては2007年以降で過去最高の6896台。前年同月比は1.8%増と、2か月連続で実績を上回った。

6896台の内訳は、乗用車が前年同月比10.5%増の2321台と、3か月連続で増加。SUVなどのライトトラック系は、前年同月比2.1%減の4575台と、4か月連続で前年実績を割り込む。

SUVでは、主力車種の『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)が減少傾向。11月は2355台を販売。前年同月比は20%減と、4か月連続で前年実績を下回った。アウトランダースポーツは2012年7月から、米国イリノイ工場での現地生産に切り替え、需要増に対応してきたが、三菱は米国生産からの撤退を決めている。

また、『アウトランダー』は11月、改良新型モデルが2220台を販売。前年同月比は19%増と、2か月連続の前年超え。2013年9月に米国市場に投入した『ミラージュ』は1432台。前年同月比は32%増と、4か月連続で増加した。

2015年の三菱自動車の米国新車販売台数は、前年比22.8%増の9万5342台と、2008年以降では過去最高を記録。2016年1-11月は、前年同期比1.6%増の8万8884台を販売している。

《森脇稔》

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