ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ボッシュは2017年1月、米国ラスベガスで開催されるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー2017(CES 2017)に出展すると発表した。
毎年1月に行われるCESには、世界中から家電、コンピューター、オーディオメーカーなどが参加。新製品や最新テクノロジーを披露する世界最大規模の見本市として知られる。
ボッシュはCES 2017において、IoT(モノのインターネット)が日常生活に浸透し、モノが人々のパートナーになる様子を紹介する予定。ここでは、IoTがパーソナルアシスタントのように、モビリティの改善、未来の都市生活のあり方、スマートホーム、健康管理の効率化、効率的な働き方など、さまざまな場面で人々の暮らしをサポートしてくれる。
人口が3億2000万人を超え、国内総生産(GDP)で世界1位の経済大国の米国は、ボッシュにとって非常に重要な存在で、とくに同社は、IoT分野に大きく期待。ボッシュは、IoT市場が2020年までに約2500億ドルの規模に成長し、その35%が米国で達成されると見込む。
ボッシュのCESへの出展は、2017年が5回目。ボッシュは、「テーマのシンプリーコネクテッドにふさわしい多数のソリューションを展示する」とコメントしている。