橋上でスリップしたバイクの運転者、後続トラックにはねられ死亡

自動車 社会 社会

25日午前5時ごろ、茨城県筑西市内の国道294号を走行していた新聞配達用のバイクがスリップ。路上に投げ出された運転者の男性が後続の大型トラックにはねられる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察はトラック運転者から事情を聞いている。

茨城県警・筑西署によると、現場は筑西市嘉家佐和付近で片側1車線の直線区間。32歳の男性新聞配達員が運転するバイクは橋上の区間を走行していたが、凍結路面にハンドルを取られて転倒。男性は路上に投げ出される状態となったが、直後に後ろから進行してきた大型トラックにはねられた。

男性は頭部などを強打。意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、回復することなく約4時間30分後に死亡した。トラックの運転者にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

事故当時、現場周辺には前日に降った雪が凍結した状態で残っていた。警察ではスリップが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース