ドイツのアウディは11月上旬、中国における10月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は4万7032台。前年同月比は0.6%増と、10か月連続で前年実績を上回った。
販売の主力は、中国吉林省のフォルクスワーゲングループの長春工場で現地生産される『A6L』、『A4L』、『Q5』、『Q3』の4車種。なおA6LとA4Lは、中国専用のロングホイールベース仕様。
10月の車種別の販売実績では、『Q3』が引き続き好調。またアウディは2014年夏から、広東省の仏山新工場において、『A3セダン』の現地生産を開始。この『A3』シリーズも10月、顧客の支持を集めた。
また、9月から中国の販売店に到着しているA4Lの新型に対する顧客の反応も良好という。
アウディは2015年、中国で前年比1.4%減の57万0889台を販売。2016年1‐10月は、前年同期比5.7%増の48万7265台を販売している。