運転者がポケモンGOに夢中のトラック、横断の小学生をはねる

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26日午後4時10分ごろ、愛知県一宮市内の市道で、徒歩で横断歩道を渡っていた9歳の男児に対し、交差進行してきたトラックが衝突する事故が起きた。男児は死亡。警察はトラックを運転していた36歳の男を逮捕していたが、「ポケモンGOをしていた」と供述しているようだ。

愛知県警・一宮署によると、現場は一宮市あずら1丁目付近で片側1車線の直線区間。交差点に横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。9歳の男児は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、交差進行してきたトラックにはねられた。

男児は近くの病院へ収容されたが、頭部強打で死亡。トラックを運転していた同市内に在住する36歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。男児死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

現場にブレーキ痕は無く、トラックは減速しないまま男児に突っ込んでいた。聴取に対して男は「運転中は必ずゲームアプリ(ポケモンGO)を起動させていた」、「前をよく見ていなかった」などと供述しており、警察では前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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