インフィニティ米販売11.7%増…スカイライン SUVは4.6倍 9月

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インフィニティ QX50(日産 スカイライン クロスオーバー)の2016年モデル
  • インフィニティ QX50(日産 スカイライン クロスオーバー)の2016年モデル
  • インフィニティ Q50(日産 スカイライン)
  • インフィニティ QX80の2014年型
  • インフィニティ Q70(日産フーガ)
  • インフィニティ QX60
  • インフィニティ QX70

日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは10月3日、9月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、9月の新記録の1万1413台。前年同月比は11.7%増と、3か月ぶりに前年実績を上回った。

セダン系では、主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』)が4359台。前年同月比は22.5%増と、5か月ぶりに増加した。『Q70』(日本名:日産『フーガ』)は、前年同月比35.4%減の402台と、減少が続く。9月に新型を投入した『Q60』(日本名:日産『スカイラインクーペ』)が、92.6%増の497台と、プラスに転じた。

SUVでは、『QX60』が3126台にとどまり、前年同月比は18.7%減と、3か月連続で減少。『QX50』(日本名:『スカイラインクロスオーバー』)は、改良新型モデル投入の効果で、前年実績のおよそ4.6倍の1215台と大幅増を保つ。

また、最上級クロスオーバー車の『QX70』は、前年同月比23.7%減の363台と、2か月ぶりのマイナス。最上級SUVの『QX80』は、15.1%増の1202台と、6か月連続で増加する。新型コンパクトクロスオーバー車の『QX30』は、249台の立ち上がり。SUV全体では、9.4%増の6155台を売り上げた。

インフィニティの2016年1‐9月米国新車販売は、前年同期比1.3%増の9万6775台。その内訳は、乗用車が25.1%減の3万1130台、ライトトラック(SUV)が29.7%増の5万9645台。SUVが引き続き、牽引役を果たしている。

《森脇稔》

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