三井不動産リアルティは、環境配慮・非常時対応・地域貢献型駐車場のモデル事業地として「三井のリパーク」京都国立博物館前駐車場を9月10日に開設すると発表した。
三井不動産リアルティは、京都国立博物館が実施した総合評価落札方式による駐車場運営事業者の公募で選定され、三井のリパーク京都国立博物館前駐車場を開設。今回、計62台分の駐車スペースを持つ、博物館に隣接した平面型の駐車場を運営管理する。
同駐車場は、博物館の来館者だけでなく、周辺の寺社などへの観光客を中心に幅広い層の利用が見込まれるため、京都を楽しんでもらうための情報を発信する「タッチパネル式デジタルサイネージ」や「近隣観光マップ看板」を設置。また、小休憩に適した座りやすく立ちやすい「ユニバーサルデザインベンチ」を初めて導入した。
さらに、コケを利用して大気中のCO2や汚染物質を吸収する「コケ緑化パネル」や「電気自動車充電器」、災害時や停電時にも機能する「ソーラーLED街路灯」など、駐車場の利用者だけでなく地域住民にも貢献できる様々な仕組みを採り入れた新しいスタイルの駐車場となっている。