ケーニグセグオートモーティブABの日本代理店、ケーニグセグ・ジャパンが発足。年間5台は販売したいという。
同社代表の藤巻秀平氏は、これまで自動車販売業には携わってはいなかった。しかし、「株式会社エフジェイで、自動車ディーラーのビンゴ・スポーツやパガーニ東京を経営する武井氏より、ケーニグセグ・ジャパン発足の相談を受け、ぜひチャレンジしたいと設立に至った」と話す。
しかし、パガーニは実質競合ではないのか。藤巻氏はその点は認めながらも、「我々は新規参入なので協力してもらいながら、ケーニグセグやパガーニが属する市場を開拓していければ」とし、その結果として、「両社の販売が成功することにつながるだろう」という。
ケーニグセグ・ジャパンでは、今後プラグインハイブリッドの『レゲーラ』が控えている。製造台数は80台と発表されているので、「出来るだけ台数を確保したい」と藤巻氏は述べ、現在1台の成約が決まっている。注文した場合の納期は未定で、「年間25台ほどなので、3年から4年程度だが、本社でも製造期間は明らかにしていない」とコメントする。
また、同社全体では「年間5台は売りたいと私個人は思っている」と語った。