アラブ首長国連邦(UAE)の空港運営会社「ドバイ・エアポーツ」が8月22日に発表した、ドバイ・ワールド・セントラル(アール・マクトゥーム国際空港)の1~6月利用実績によると、利用客数は前年同期比95.4%増の41万278人、貨物量は2.9%減の43万132トンだった。
ドバイ第2の空港の利用客数大幅増に寄与したのは、格安航空会社(LCC)のフライドバイ。フライドバイはアール・マクトゥーム空港からアンマン、ドーハ、カトマンズ、クウェートなどに就航し、週35往復を運航。冬期スケジュール期間中に便数を増やす意向を示している。
利用客数が大きく伸びたことに関連し、ドバイ・エアポーツのポール・グリフィス最高経営責任者(CEO)は「ドバイ・ワールド・セントラルが旅客輸送の分野でますます重要な役割を果たすことを望んでいる」と述べた。国際貨物量で上位20空港に入るアール・マクトゥーム空港は2018年までに旅客処理能力を年間2600万人に引き上げる計画を発表している。