追突で押し出された右折待ち車、対向のトラックとも衝突

自動車 社会 社会

18日午後0時30分ごろ、山形県舟形町内の国道47号で、交差点で右折待ちをしていた軽乗用車に対し、後ろから進行してきたトラックが衝突。押し出された軽乗用車は対向の大型トラックと正面衝突した。この事故で軽乗用車の運転者が死亡している。

山形県警・新庄署によると、現場は舟形町長沢付近で片側1車線の緩やかなカーブ。軽乗用車は丁字路交差点で右折待ちをしていたところ、後ろから進行してきた中型トラックが追突。そのまま対向車線側へ押し出される状態となり、直後に対向車線を順走してきた大型トラックとも正面衝突した。

衝突によって軽乗用車は中破。運転していた同町内に在住する59歳の男性は近くの病院へ収容されたが、胸部強打などが原因でまもなく死亡。大型トラックの運転者にケガはなかった。追突側トラック運転していた宮城県涌谷町内に在住する43歳の男にもケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

聴取に対して男は「前をよく見ていなかった」などと供述しており、警察では前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース