THKが発表した2016年4~6月期(第1四半期)の連結決算は、為替差損の影響で、経常利益が前年同期比76.6%減の17億6400万円と大幅減益となった。
売上高は同22.7%増の673億8400万円と大幅増収となった。輸送機器関連事業を強化するため、昨年8月に旧TRWオートモーティブの北米でのリンケージ&サスペンション(L&S)事業を買収したため、大幅増収となった。
為替が円高で推移したことから営業利益は同16.4%減の52億9600万円と減益となった。四半期利益は同89.6%減の5億4100万円となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。