スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは8月2日、7月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、7月の新記録の5万2093台。前年同月比は3.1%増と、56か月連続で前年実績を上回った。
牽引役を果たしたのは、『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)。7月実績は、7月としては過去最高の1万4704台で、前年同月比は35.4%増と、6か月連続で増加した。セダン版の『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も7月の新記録の5212台で、前年同月比は15.8%増の4か月連続のプラス。
SUVの『フォレスター』は、1万4856台を販売。前年同月比は6%減と、2か月連続で減少した。それでも、フォレスターの月販台数が1万台を超えたのは、36か月連続。
2012年9月に発売された『クロストレック』(日本名:『XV』)は、8480台を販売。前年同月比は1.1%減と、4か月ぶりに前年実績を下回った。
また、『WRX』シリーズは7月、『WRX STI』を含めて、3288台を販売。前年同月比は、11.5%減と2か月ぶりの前年割れ。一方、『インプレッサ』(「WRX」を除く)は7月、5200台を販売。前年同月比は20.3%減と、2か月連続で前年実績を下回る。
スバルの2015年米国新車販売は、過去最高の58万2675台。前年比は13.4%増と、7年連続で前年実績を上回った。2016年1-7月は、前年同期比2.7%増の33万1551台。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「新たな販売記録を祝福する。2016年通年では、8年連続での販売記録が期待できる」と語っている。