日産自動車は6月22日、ロシアのサンクトペテルブルグ工場が、プロジェクト立ち上げから10周年を迎えた、と発表した。
日産は2006年4月、サンクトペテルブルグの新工場建設計画を発表。2006年6月には、第10回サンクトペテルブルグ国際経済フォーラムにおいて、サンクトペテルブルグ市と覚書を、経済発展貿易省と車両組立に関する合意書を締結した。
2007年2月にサンクトペテルブルグ市は、このプロジェクトを同市の戦略的投資プロジェクトと位置づけ。同年7月、工場起工式を行った。
生産開始は2009年6月。当初の年間生産能力は5万台。4ドアセダンの『ティアナ』や小型SUVの『エクストレイル』を生産してきた。
6月22日、ロシアのサンクトペテルブルグ工場が、プロジェクト立ち上げから10周年に。ロシア新車市場は低迷が続いているが、日産は「引き続き、ロシアでの現地生産を行っていく」とコメントしている。