米国の自動車大手、フォードモーターは6月17日、米国の一部工場の夏季休暇を短縮し、新車の需要に応えると発表した。
同社は通常、北米の工場で、2週間の夏季休暇を取る。しかし、今年は、北米の2工場の夏季休暇を、1週間に短縮する予定。
夏季休暇を短くするのは、フォードブランドのSUVに対する顧客の需要が増しているため。フォード『エスケープ』、『エッジ』、『エクスプローラー』、『フレックス』、『エクスペディション』の増産に乗り出す。
夏季休暇を短縮するのは、米国シカゴのルイーズビル工場と、カナダ・オンタリオのオークビル工場。夏季休暇の短縮により、およそ2万2000台のSUVを増産する計画。
フォードモーターの北米生産担当、ゲーリー・ジョンソン副社長は、「我々のSUV工場が、顧客の需要に合わせて、人気SUVの充分な量を生産し続けることができるだろう」と語っている。