英国のUKIPメディア&イベント社は6月1日、「ベストニューエンジン2016」を発表した。フェラーリ『488』用の3.9リットルV型8気筒ツインターボが、ベストニューエンジン賞に輝いている。
「エンジンオブザイヤー」は車の心臓部、エンジンに着目して優れたエンジンを選出するもので、今年が17回目。今年5月時点で少なくとも世界1か国以上で販売されている乗用車のエンジンを対象に、世界およそ30か国63名のジャーナリストが投票を行って選出した。その部門賞のベストニューエンジンは、2015年4月から2016年3月までに登場した新エンジンの中から、とくに画期的な技術を採用したエンジンに贈られる。
ベストニューエンジン2016の結果は以下の通り。
1:フェラーリの3.9リットルV8ツインターボ(340点)…488GTB
2:ボルボの2リットル直4ツインチャージャー+モーター(204点)…XC90とS90
3:ポルシェの3リットル水平対向6ターボ(174点)…911改良新型
4:ホンダの2リットル直4ターボ(110点)…シビックタイプR
5:フォードの2.3リットル直4ターボ(104点)…フォーカスRS
6:ポルシェの4リットル水平対向6(99点)…911 GT3 RS
フェラーリ『488GTB』『488スパイダー』の3.9リットルV型8気筒ツインターボが、ベストニューエンジン2016に決定。2位に140点近い大差をつけての選出となった。
フェラーリは、「今年のインターナショナルエンジンオブザイヤーにおいて、記録的な数の賞を受賞した」と喜びを語っている。