マツダの米国法人、北米マツダは5月27日、タカタ製エアバッグインフレータの不具合による追加リコール(回収・無償修理)を行うと発表した。
今回の発表は5月4日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)とタカタの米国子会社が、米国市場におけるエアバッグのリコールに関して修正合意したことを受けての対応。
修正合意では、相安定化硝酸アンモニウムを使用した乾燥剤が入っていない前席エアバッグインフレータのうち、米国においてこれまで市場措置対象となっていないもの全てについて、新たに市場措置の対象に含めることが決定した。
今回北米マツダは、この修正合意を受けた追加リコールを米国で実施すると発表。米国市場で過去に販売された約73万台を、リコールの対象に加える。
該当するのは、5車種。2009-2011年モデルの『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)、2007-2011年モデルの『CX-7』、2007-2011年モデルの『CX-9』、2004‐2011年モデルの『RX-8』、2004‐2006年モデルの『MPV』となる。