新明和工業は、脱着ボデートラック「アームロール」の車両総重量25トン車級の新モデルを5月24日に発売。同日から東京ビッグサイトで開催される「2016 NEW環境展」に出展し、パネルおよびVTRで紹介する。
脱着ボデートラックは一般貨物のほか、廃棄物などを効率的に収集・運搬するため、荷台であるコンテナの脱着機能と、積載物の排出機能を備えた車両。新モデルは架装物の全長を従来同等に収めつつ、アーム構造の最適化を行うことで、搭載できるコンテナ内法長を、従来の5900mmと8000mm加え、8500mmも対応可能とし、大量輸送に貢献できるようになった。
また、従来モデルでも評価の高かった同社独自のコンテナ内法長自動判別システムは、新たに対応可能とした内法長8500mmコンテナも含め、搭載可能な3種類のコンテナサイズを自動判別し、各々最適な搭載位置に自動格納できるほか、バックチルト機能により、バンパー上面への排出物の堆積が軽減できる。
標準仕様の価格(除くシャシ代金)は945万円。