BASFとフォルクスワーゲン(VW)は、今年で5回目を迎える科学賞「サイエンスアワード エレクトロケミストリー」賞を共催。世界中の研究者を対象に募集を開始した。
応募期間は8月12日までで、審査はBASFとVWのほか、科学界を代表する専門家で構成される審査委員会が行う。授賞式は、11月21日にベルリンで開催する。
サイエンスアワード エレクトロケミストリー賞は、科学技術分野の卓越した成果を促すとともに、高度なエネルギー貯蔵手段の開発の契機となることを目的に2012年に創設。同賞では、世界中の学術的研究コミュニティの科学者を対象として、年に一度表彰を行っている。賞金総額は10万ユーロ(約1230万円)で、最優秀者には5万ユーロ(約615万円)が贈られる。さらに今年は、応用研究を対象とした特別賞(賞金1万5000ユーロ:約184万円)も用意する。