ボッシュは、日本在住の理系大学生/大学院生を対象としたインターンシッププログラム「グローバル インターンシップ@ボッシュ」を実施。5月9日よりホームページで参加者の募集を開始した。募集人数は10~15名程度。
インターンシップは、8月24日から9月10日および11月3日に実施。参加者は、横浜の開発拠点で基礎的なトレーニングを受けた後、ベトナム法人で現地の従業員とともにECU(エンジンコントロールユニット)のソフトウェア開発や燃料噴射装置の設計デザインなど、実際に行われているエンジニアリングプロジェクトに携わる。
ボッシュは世界各国の拠点とエンジニアリングに取り組んでおり、その中でアジアの現地法人は日系自動車メーカー向けに活発に事業を展開している。今回の舞台となるベトナム法人は今年設立5周年を迎える新しい組織で、従業員も若く活気に溢れている。また、世界各国で生産される車両向けの製品の開発のために、日本やドイツなど世界の複数の拠点と緊密に協働している。
ボッシュ(日本法人)のウド・ヴォルツ社長は、「日本の学生にとって、ボッシュのようなグローバルな環境でエンジニアリングの就業経験を得られる機会はそう多くはない。未来の日本のものづくりを担う若者には、この貴重な機会を利用して、世界で開発をリードするエンジニアに求められるものを感じとってほしいと思う」と述べている。