ドイツのミュンヘン空港は4月26日にターミナル2の新サテライト施設を開業する。
新サテライト施設のスポット数は27スポット。搭乗口から直接旅客機に搭乗可能で、バスで移動せずに済む。サテライトの開業により、ターミナル2の旅客処理能力は年間1100万人増加し、3600万人に達する。ターミナル2にはルフトハンザドイツ航空とスターアライアンス加盟航空会社が入っている。
サテライト内には、レストラン、カフェ、ショップ、免税店、ルフトハンザ・ラウンジ、クワイエットエリア、子供向けの遊び場、おむつ交換台付きのトイレ、シャワー室のほか、ミュンヘンの有名な青空市場「ヴィクトアーリエンマルクト」を連想させる市場がある。
サテライトは空港の制限区域にあるため、乗客はターミナル2で搭乗手続きを行い、保安検査、出国審査を受けて、空港の地下を走る輸送システムでサテライトへ移動する。サテライトへの所要時間は1分ほど。