八ヶ岳で名物のヒルクライムを開催…第26回コッパディ小海

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ヒルクライムクラスA優勝のブガッティ T13ブレシア
  • ヒルクライムクラスA優勝のブガッティ T13ブレシア
  • ディノ 206gt
  • ヒルクライムクラスB優勝のスタンゲリーニ 750S
  • ヒルクライムクラスC優勝のロータス エランS2
  • ヒルクライムクラスD優勝のアルファロメオ ジュリアGTヴェローチェ
  • 篠塚健次郎氏が駆るキャデラック CTS
  • チシタリア 204A
  • フィアットアバルト 850TCニュルブルクリンク

4月9日から10日にかけて開催されていた老舗クラシックカーラリーイベント、コッパディ小海が閉幕した。主催はコッパディ小海実行委員会。

初日の朝、会場となっている小海リゾートシティ・リエックス(長野県南佐久郡)をスタートした参加者は八ヶ岳を周回する走りごたえのある200km強のコースを満喫。快晴の中、真っ赤に日焼けしながら、どのエントラントも楽しんでいた。

その日の夜はウェルカムパーティが開催された。皆、少しだけおしゃれをして、食事を楽しみながらクルマの話、その日の競技の話などで盛り上がった。

そして2日目は午前中にヒルクライムを2本走り全ての競技は終了。フェアウェルランチとともに前日と当日の競技の表彰が行われ閉幕となった。

過去、コッパディ小海の魅力の一つはヒルクライムだった。リエックス内の私道を舞台に、コースを完全閉鎖し開催されていたが、ゴルフ場が併設され開催が出来なくなってしまった。しかし、近年は会場の理解の下、完全閉鎖ではなく、ゴルフ場利用者が通過できるようにコース上に人員を配置し、都度、走行を中止しながらの開催である。

今年も同様に開催されたが、残念ながら誘導人員への教育が足りなかったためか、ゴルフ場来場者とのトラブルが複数起きてしまったのは残念であった。

走行は完熟走行を一度行った後、本番を2回走り、タイムの良いほうを採用。表彰は4クラスに分け(クラスA:1945年以前。クラスB:1955年以前。クラスC:1965年以前。クラスD:1966年以降のクルマ)とし、各クラスでの表彰が行われた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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