スマホを近づけるだけで解錠、Wi-Fiで遠隔操作もできる「ニンジャロック」

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Wi-Fiなど独自の機能を搭載するスマートロック「NinjaLock」
  • Wi-Fiなど独自の機能を搭載するスマートロック「NinjaLock」
  • ライナフの「NinjaLock」。手動で回せるスタイルを採用
  • カバーを開けたところ。単三乾電池(別売)を取り付ける
  • 左が標準付属のサムターンギア。右が筆者宅で取り付けた別売(500円)のサムターンギア
  • 高さを調整するアタッチメントを本体背面に固定した
  • アプリストアから、「NinjaLock」アプリをインストールする
  • まずは電話番号を登録して、認証を行う
  • ユーザー名とパスワードを設定。このあと、忘れたときのヒントも設定を行った
 前回紹介した、三菱地所レジデンシャルでの法人活用で活躍しているライナフのスマートロック「NinjaLock」は、一般ユーザー向けにも販売されている。今回は、個人ユーザーの視点で「NinjaLock」を実際にテストしよう。

 「NinjaLock」はすでに紹介済みのスマートロックと同様、本体をドアのサムターンの上にかぶせて利用する仕組み。本体上部に手動で施錠・解錠するためのサムターンも搭載している。電源は単三アルカリ乾電池4本で、1日10回の開閉を行い、Wi-Fi機能を使わない場合で約1年利用できるとしている。本体サイズは幅71mm×高さ151mm×厚み40.5mm。質量は約350g。

 では早速取り付けていこう。まず、「NinjaLock」本体のカバーを開き、サムターンをつまむためのサムターンギアを正しく取り付ける。なお、このサムターンギアは自宅ドアのサムターンの形状によって付け替えることができる。また、本体を底上げするためのアタッチメントも厚さ13mmから最大42mmまで用意。また、サムターンギアも複数用意されており、さまざまなドアに取り付けられるようになっている。ただし、これらはすべて別売りとなっているため、事前に必要なアタッチメントを確認して「NinjaLock」と一緒に購入する必要がある。

 筆者宅のドアでも、本体の高さが合わなかったため、高さを調整するアタッチメントと、それに付随して、サムターンをしっかり回すために背の高いギアを使用した。

 取り付けは付属のマニュアルに掲載されているとおり、簡単に行えた。別売りの電池をセットし、さらにサムターンギアを取り替えて、サムターンの回転方向に合わせてギアの位置を取り付ける。そこまでしたら、実際にドアに設置してみて、「NinjaLock」上のサムターンでカギが開閉できるかチェックする。それができたら、背面の両面テープをはがして、アプリからセットアップを行おう。

 アプリからの「NinjaLock」のセットアップを行うには、まずユーザー登録が必要。「NinjaLock」アプリでは、登録に携帯電話の番号が必要となる。アプリ上で電話番号を登録するとSMSで認証番号が送られてくるため、その番号を登録して認証を行う仕組みだ。

 あとはアプリ上で「新しいNinjaLockの追加」を選び、カギとのペアリングを行った上で、カギの閉まる方向を設定するだけで、カギの登録ができる。このとき、最初に登録したユーザーがそのカギのオーナーとなり、そのあとはその「NinjaLock」は他のユーザーからは登録できなくなる(オーナーからカギをシェアしてもらうことはできる)。

■Andoridスマートフォンでは近づくだけで解錠も可能!

 あとはドアに近づいたらアプリを起動して、「NinjaLock」との接続を行った後、画面をタップすることで施錠・解錠ができる。また、「NinjaLock」ではオートロック機能が用意されており、スマホ上でオンにしておくと、設定した時間が経過すると自動的に施錠できるようになっている。

 使っていて便利だったのがオートオープンモードを用意していることだ。これはAndroidでのみ利用できる機能で、アプリがバックグラウンドで立ち上がっていれば、カギの前でわずかに待つだけで自動的に解錠されるというもの。実際にはBluetooth通信が約10m手前ぐらいよりスタートするため、ドアの前に立つ前にカギが開くこともあった。ただし、10秒以上待ったこともあるため、このあたりはアプリの挙動と通信のタイミングによるようだ。ただし、残念ながら、iOS側の仕様により、iPhone用アプリでこの機能は利用できないという。

 おもしろいのがWi-Fi機能を搭載することだ。Wi-Fi機能を常時オンにすると電池を消耗してしまうため、「NinjaLock」では振動センサーを内蔵。ドアをノックする振動を感知し、その30秒間、Wi-Fi機能をオンにする仕組みとなっている。このためドアをノックして「NinjaLock」のWi-Fiをオンにしてもらうことで遠隔地のWebブラウザ上から解錠することがなどが可能。また、電話番号からドアの開閉を支持することもできる。

■カギのシェアも簡単にできる

 スマートロックの便利機能であるカギのシェアも非常に簡単だ。ゲストとして使う相手に「NinjaLock」アプリをインストールしてもらい、さらにユーザー登録をすませておてもらう。準備はそれだけだ。

 あとはオーナーの端末で、ゲストの電話番号を登録。利用できる期間などを設定するだけ。すると、権限のある期間になると、ゲストの「NinjaLock」アプリ上にカギが表示されると言う仕組みだ。相互に認証し合う必要がなく、手間は最も掛からなかった。

 他メーカーと比べるとデのザイン性などで見劣りする部分がある「NinjaLock」だが、実用性は十分。とくにAndroidスマートフォンではより手軽に利用することができた。

 サムターンギアなど、アタッチメントが充実しており、取り付けられるドアが多いのも魅力の1つ。スマートロック選びの有力候補だと感じた。


協力:ライナフ

Wi-Fi搭載! Andoridスマホなら近づくだけで解錠できる「NinjaLock」【特集「近未来!スマートロックの世界」Vol.6】

《コヤマタカヒロ@RBB TODAY》

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