トヨタのインド販売、31%減…7か月連続で減少 3月

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トヨタ・カローラ アルティス(デリーモーターショー14)
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トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は4月1日、3月のインド新車販売の結果を明らかにした。

同社の発表によると、3月の総販売台数は9007台(輸出を含む)。前年同月の実績に対して、31%減となり、7か月連続で前年実績を下回った。

3月実績の9007台の内訳は、インド国内販売分が7637台。前年同月比は41.4%減と、8か月連続のマイナス。TKMは2014年10月、主力車の『エティオス』と『エティオス・リーバ』に初の大幅改良を実施。このエティオスをはじめ、『カローラ』、『カムリ』が販売の中心。とくにカムリは2015年度、前年比46%の伸び。販売の9割以上をハイブリッドが占めた。

また、TKMは2012年4月から、現地生産車のエティオスシリーズの海外向け輸出を開始。3月はこのエティオスを、1370台輸出した。前年同月比は6.2%増と、プラスに転じる。

TKMのN・ラジャ営業&マーケティング担当上級副社長は、「デリーおよび首都圏での排気量2.0リットル以上のディーゼル車に対する登録規制の影響は、長引くだろう」と述べている。

《森脇稔》

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