手押し車を使って歩いていた高齢女性、はねられ死亡

自動車 社会 社会

27日午後4時50分ごろ、山形県鶴岡市内の農道で、手押し車を使いながら道路左側の路肩を歩いていた86歳の女性に対し、後方から進行してきた軽ワゴン車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡している。

山形県警・鶴岡署によると、現場は鶴岡市黒川付近で片側1車線の直線区間。86歳の女性は手押し車を使いながら道路左側の路肩を歩いていたところ、後ろから進行してきた軽ワゴン車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、外傷性ショックなどが原因で約2時間後に死亡。警察はクルマを運転していた68歳の女性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場には路側帯もあったが、落ち葉が積もって道幅自体が狭くなっていたという。聴取に対して運転者は「気がついたらぶつかっていた。どこを歩いていたのかも認識していない」などと供述しているようだ。警察では前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース