欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは3月10日、1-2月の商用車(LCV=軽商用車)の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は6万7000台。前年同期比は6.7%増だった。
市場別実績では、西欧が前年同期比12.3%増の4万5300台と回復傾向。地元ドイツも、10%増の1万7500台と増加。フランスは15.7%増、スペインも24.1%増、イタリアも38.8%増と伸びた。
また、東欧は4900台を売り上げ、前年同期比は2.2%減と後退。中東は4600台を売り上げ、前年同期比は3%増と好調を維持。南米も1.2%増の6200台と、プラスに転じた。
車種別では、『Tシリーズ』が、前年同期比10.6%増の2万7100台。『キャディ』は8.7%増の2万2200台だった。『アマロック』は2.3%増の1万1800台。『クラフター』は6.6%増の6000台。
2015年のフォルクスワーゲン商用車の世界販売台数は43万0800台。前年比は3.5%減と、マイナスに転じている。