全日本空輸(ANA)は、1月の輸送実績を発表した。
国際線の旅客人数は前年同月比19.7%増の69万2933人と大幅に増加した。方面別では、アジア方面が同21.1%増の47万8880人と好調だった。
北米/ホノルル方面も同21.0%増の15万9971人だった。フランスなどのテロ影響で落ち込んだヨーロッパ方面は同5.7%増の5万4082人と回復した。国際線の利用率は71.7%。
国内線の旅客人数は同2.1%減の292万7429人となり、4カ月連続マイナスとなった。東京=札幌、東京=福岡などの幹線は前年を上回ったが地方路線が苦戦した。利用率は60.9%だった。
貨物・郵便実績は、国際線貨物が同2.1%増の5万6842トン、国際線郵便が同0.3%減の2746トン。国内線貨物が同0.5%減の3万5255トン、国内線郵便が同0.4%減の2723トンだった。