自宅近くで手押し車を使いながら横断の高齢女性、はねられ死亡

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4日午後3時25分ごろ、秋田県鹿角市内の市道で、徒歩で道路を横断していた92歳の女性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。

秋田県警・鹿角署によると、現場は鹿角市十和田錦木字冠田付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていないが、近くにはこれらの設置された交差点もある。92歳の女性は手押し車を使いながら徒歩で道路を横断していたところ、左方向から交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

女性は意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、全身強打に伴う出血性ショックが原因でまもなく死亡。クルマを運転していた同市内に在住する62歳の女性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場は死亡した女性の自宅近くだった。手前がカーブとなっており、クルマ側からの見通しは悪かったという。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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