デンソーは1月19日、優れた省エネ活動や先進型省エネ製品などを表彰する「省エネ大賞」(省エネ事例部門)において、最高位である経済産業大臣賞を受賞したと発表した。
省エネ大賞 経済産業大臣賞の受賞は、2014年度の大型トラック用電動式冷凍システム(製品・ビジネスモデル部門)に続き、2年連続。表彰式は、1月27日に東京ビッグサイトで行われる。
今回の受賞では、大安製作所(三重県いなべ市)で主にESC(横滑り防止装置)やエアバック用センサーなど自動車の安全に寄与する部品を製造している走行安全製造部での省エネ活動が高く評価された。
走行安全製造部では、製品加工時における「エネルギー削減、廃止、再利用」に着目して明確な削減目標を2013年度に定め、全員参加の省エネ活動を継続的に実施。7035MWh/年の消費電力削減を達成した。
また、「製品・ビジネスモデル部門」においても、富士電機と共同開発した「CO2冷媒自動販売機」が省エネルギーセンター会長賞を受賞し、省エネ大賞において2部門での受賞となった。