インドの自動車大手で、インド乗用車市場第3位のタタモーターズは2016年1月1日、12月のインド新車販売(輸出も含む)の結果を公表した。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は3万9973台。前年同月比は4%減と、2か月連続で前年実績を割り込んだ。
タタのインドでの主力は商用車。12月は2万7347台を販売し、前年同月比は6%増と回復。このうち、LCV(ライトコマーシャルビークル)は1万4674台を占め、前年同月比は11%増と、プラスに転じた。
また、12月のインド乗用車販売は8069台。前年同月比は33%減と、2か月連続のマイナス。
12月の輸出台数は、4557台。前年同月に対して、15%増と、2か月ぶりの増加となった。
タタモーターズの2015年度4-12月インド新車販売(輸出も含む)は、36万4946台。前年同期比は1%増と微増ながら、前年実績を上回っている。