横断者がひき逃げされ重傷、容疑車両は事故前から異常行動

自動車 社会 社会

10日午後10時30分ごろ、青森県八戸市内の市道で、徒歩で道路を横断していた66歳男性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。男性は重傷。クルマはそのまま逃走しており、ひき逃げ事件として捜査している。

青森県警・八戸署によると、現場は八戸市六日町付近で2車線の一方通行路。横断歩道や信号機は設置されていない。66歳の男性は徒歩で道路を横断していたところ、左方向から交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

男性は頭部骨折などの重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始している。

現場は八戸市中心部の繁華街。容疑車両とみられる軽乗用車は事故の直前から周辺を徘徊。クラクションを鳴らしっ放しで走行するなど、異常な行動をしていたという。男2人が乗車しており、運転者が飲酒をしながら走行していたという目撃情報もある。警察では通行人がスマートフォンで撮影していた映像や、周辺に設置されていた防犯カメラ映像を分析して容疑車両の特定を進めるとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース