静岡鉄道、「虹の七色」新型車の第1弾は水色に…富士山をイメージ

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2016年春から運行を開始する予定のA3000形。第1編成の塗装は水色になることが決まった。
  • 2016年春から運行を開始する予定のA3000形。第1編成の塗装は水色になることが決まった。
  • 第1編成の側面イメージ。水色は富士山にちなんでいる。
  • A3000形の12編成のうち7編成は「虹の七色」を構成する塗装が施される予定だ。

新静岡(静岡市葵区)~新清水(清水区)間11.0kmの静岡清水線を運営する静岡鉄道はこのほど、同社が導入する予定の新型車両「A3000形」の第1編成の車体塗装を「Clear Blue」(水色)にすると発表した。2016年春から運行を開始する。

A3000形電車は、静岡鉄道が2016年から8年かけて24両(2両編成12本)導入する予定の新型電車。JR東日本グループの総合車両製作所(J-TREC)が製造する。静岡鉄道が新形式の車両を導入するのは、現在運用中の1000形電車以来、約40年ぶりだ。

全12本のうち7本は「静岡レインボートレインズ」と題し、それぞれ「静岡が誇るいろんな1番」にちなんだ色が車体塗装に使用される。このうち水色は、日本一高い山で世界文化遺産にも登録された富士山にちなんでおり、「静岡レインボートレインズ」の最初を彩るのにふさわしいとして第1編成の車体塗装に選ばれた。

他の6色は、全国で最初に観光いちご狩りを開始した久能山の石垣いちごをイメージした「Passion Red」(赤)、国内で唯一水揚げされる名産の桜えびをイメージした「Pretty Pink」 (ピンク)、みかんをモチーフとした「Brilliant Orange Yellow」(黄色)、わさびの「Fresh Green」(黄緑色)、お茶の「Natural Green」(緑色)、駿河湾をイメージした「Elegant Blue」(青)の予定だ。

《草町義和》

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