全日本空輸(ANA)は、10月の輸送実績を発表した。
国際線の旅客人数は前年同月比15.2%増の66万9392人と2ケタの伸び率となった。方面別では、北米・ホノルル方面が同22.5%増の16万1369人、ヨーロッパ方面が同18.2%増の7万3012人、アジア方面が同12.2%増の43万4984人と各方面とも好調だった。
全体の利用率は72.8%だった。
国内線の旅客人数は同0.2%減の357万9456人と微減ながら2カ月ぶりにマイナスとなった。東京=札幌や東京=大阪、東京=那覇などの幹線は順調だったが、地方路線が低調だった。
利用率は69.2%だった。
貨物・郵便輸送実績は、国際線貨物が同2.0%減の6万1076トン、郵便が同9.5%減の2650トンだった。国内線貨物が同0.9%増の4万4557トン、郵便が同0.4%増の2970トンだった。