インド新車市場(乗用車)でトップシェアを誇るスズキのインド子会社、マルチスズキは12月1日、11 月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、12 万0824台。前年同月比は9.7%増と、8か月連続で前年実績を上回った。
12 万0824台の販売台数の内訳は、インド国内が11万0599台。前年同月比は10.6%増と、19か月連続のプラス。輸出は1万0225台で、前年同月比は1%増と、2か月連続で増加する。
車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『Aスター』『ディザイア』などが、合計で8万9479 台を販売。前年同月比は8.7%増と、8 か月連続のプラス。
バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が1万2432台を販売。前年同月比は1.9%増と、2か月連続で増加した。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、小型MPVの『エルティガ』や新発売の『Sクロス』を含めて、11月はセグメント合計で8688台を販売。前年同月比は57.5%増と、7か月連続で増加した。
マルチスズキの2014年度(2014年4月から2015年 3月)までの新車販売(輸出を含む)は、2010年度の127万1005台を上回り、過去最高の129万2415台。前年比は11.9%増と、増加に転じている。