マレーシア第2財相「GST税率引上げの予定はない」

マレーシアのアハマド・フスニ・ハナズラ第2財務相は16日の下院審議で、物品・サービス税(GST)の税率を引き上げる予定があるかとの質問に対して、来年石油価格が1バレル48米ドル以下の水準に下がると予想されているが、税率を引き上げる予定はないと述べた。

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マレーシアのアハマド・フスニ・ハナズラ第2財務相は16日の下院審議で、物品・サービス税(GST)の税率を引き上げる予定があるかとの質問に対して、来年石油価格が1バレル48米ドル以下の水準に下がると予想されているが、税率を引き上げる予定はないと述べた。ベルナマ通信が報じた。

同相は、石油価格の変動について予測をすることはできるが長期的な観点からは不透明なことが多いと指摘。2020年には1バレル50-60米ドルとなるとの調査結果があるが、石油輸出国機構(OPEC)の判断にも左右されるとし、様々な要素が石油価格を決定づけると強調した。

現状については、石油需要が生産量に対して少ないため、価格が下がっているとコメント。OPECが生産を減らす決断をすれば価格が上がる可能性があると述べたが、全ては予想に過ぎないと述べた。

小栗 茂

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